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「ひと手間かけて手づくり調味料」(マーブルトロン刊)のやぎぬまともこです。
このたび、r.o.m.o.で、「わがやの調味料レシピ」を連載させていただくことになりました。
本書に載せきれなかった手づくり調味料や、さまざまなレシピ、生産者の話など、おいしくて楽しくてためになる内容をお送りしていきたいと思います。
出版社勤務を経て、食専門のフリーランスの編集者に。全国の生産者や料理人を訪ね取材し、執筆活動を行う。食の業界雑誌、料理専門雑誌での執筆のほか、企業の商品開発、書籍の企画・編集などを手がける。現在、「田舎暮らしの本」(宝島社)では、「日本の調味料再発見」を連載中。農業をこよなく愛し、小さな生産者たちの想いを伝えたいと、仕事で、プライベートで、全国を飛び回る。各地の生産者たちから教えてもらった知恵や知識をヒントに手づくり調味料を楽しむ日々。
2008年11月27日、「ひと手間かけて手づくり調味料」(マーブルトロン)出版。


今回は、お正月のごちそうや祝い酒で疲れた胃腸をやさしくいたわって、体を芯からあたためてくれる味噌レシピをご紹介します。
味噌料理は寒い季節を乗り切るための知恵。
ぜひぜひ、試してみてください。



テフロン加工のフライパンに生味噌と粗糖を入れて、かき混ぜながら弱火で加熱する。
味噌に照りと濃度が出てきたら、火からおろす。

あら熱がとれたら、保存瓶に入れて冷蔵庫で保存。

味噌の濃度は種類によって違うので、味を見ながら、水分が足りないようなら本みりんを少々加えてください。これをベースにお好みで柚子や南蛮、ニンニク、ショウガなどを加えると、アレンジが自在です。


甘味噌に柚子を加えるだけで、簡単に香り豊かな柚子味噌のできあがり。
野菜、お肉のソースにどうぞ。



甘味噌と柚子のしぼり汁を混ぜ合わせる。
炒めた牛肉の上に1をのせて、細切りにした柚子の皮をあしらう。

いただくときに味噌と肉をからませてください。
味噌は日本を代表する発酵食品。「味噌汁一杯三里の力」、「生味噌は腹の妙薬」など、日本には味噌に関するいくつものことわざがあります。古くから人々の健康を支えてきてくれた証拠です。塩分量ばかりを気にして1日1杯のお味噌汁を飲まないのはもったいないことなのです。味噌汁の塩分量は1杯(150g)当たり、1.2g程度。これは成人男性の1日の塩分摂取目標量の1割ぐらい。急いでいる朝にも、1杯の味噌つゆ(味噌をお湯で割っただけ)を飲むだけでも違います。
味噌は体を温める効果もあり、寒い冬場にピッタリの調味料です。