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「ひと手間かけて手づくり調味料」(マーブルトロン刊)のやぎぬまともこです。
このたび、r.o.m.o.で、「わがやの調味料レシピ」を連載させていただくことになりました。
本書に載せきれなかった手づくり調味料や、さまざまなレシピ、生産者の話など、おいしくて楽しくてためになる内容をお送りしていきたいと思います。
出版社勤務を経て、食専門のフリーランスの編集者に。全国の生産者や料理人を訪ね取材し、執筆活動を行う。食の業界雑誌、料理専門雑誌での執筆のほか、企業の商品開発、書籍の企画・編集などを手がける。現在、「田舎暮らしの本」(宝島社)では、「日本の調味料再発見」を連載中。農業をこよなく愛し、小さな生産者たちの想いを伝えたいと、仕事で、プライベートで、全国を飛び回る。各地の生産者たちから教えてもらった知恵や知識をヒントに手づくり調味料を楽しむ日々。
2008年11月27日、「ひと手間かけて手づくり調味料」(マーブルトロン)出版。


桜の開花もすぐ目の前です。草木萌え出でる桜月のポカポカ陽気に誘われて、お家で干しフルーツづくりに挑戦してみませんか?
最近では干し野菜にとどまらず、先人の知恵に習って、干しフルーツづくりにハマっています。市販されているドライフルーツといえば、輸入品が一般的ですが、お家でも簡単にできますよ。「カラカラになるまで干す」「表面だけ乾かす程度に干す」など、どこまで水分をとばすかはご自分のお好みで。
太陽と風の恵みを浴びた干しフルーツは甘みが増します。フレッシュ(生)で食べるのとは、また違った食感と風味が生まれます。



りんごは、皮ごと4つ割りにして芯をとり、厚さ5ミリぐらいにスライスする。
柿は皮を剥き、縦半分にして、厚さ1センチにスライスし、水気をふいておく。
1と2をザルの上に重ならないように広げて干す。

保存パックに乾燥剤と共に入れて常温保存。

お天気が悪くて外に干せないときは、部屋干しでもオーケー。その場合はコンベクションオーブン(110℃)で、1時間ぐらい焼いてある程度水分をとばしてから部屋干しにすること。


干しフルーツの入った冷たいスープは、優秀食材である豆腐と合わせることでダブルで栄養バランスもよくなり、簡単で休日の朝食にピッタリのメニューになります。干しフルーツをお家で作れば、オイルコーティングなどの心配もありません。



干しフルーツをメープルシロップでマリネする。
絹ごし豆腐と豆乳をミキサーにかける。
1に2を加えて混ぜて、冷蔵庫で2時間冷やす。
食べる直前にナッツを和えて、お皿に注いでから上にリンゴを飾る。

干しフルーツは、あまり細かく切らずに独特の食感を楽しんでください。事前にメープルシロップに漬けて、少しやわらかく戻しておくのがポイントです。


このメニューは、箸休めに最高です。



干しフルーツを食べやすい大きさに切り、メープルシロップでマリネしておく。
1とリコッタチーズとリンゴ、イチゴを手でもんで混ぜ、塩少々で味を調える。

リコッタチーズを木綿豆腐(固く水切りしたもの)で代用しても大丈夫。その場合はコクづけのために白すりごまを少々加えてみてください。
干したフルーツは、甘みとうま味が凝縮された天然の調味料です。煮込みやソースづくりにほんの少し加えるだけで、いつもの味がひと味かわります。干すことで保存性も高まります。パウンドケーキなどの焼き菓子に加えても自然の甘みが加わっておいしくなります。