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アンティークや薔薇モチーフの小物がぎゅっと詰まった代官山「マチルド・イン・ザ・ギャレット」は、女の子だったら必ず一度は訪れてみたいお店。オーナーの酒井しょうこさんは、カリスマスタイリスト時代から今に至るまで、女の子の気持ちをずっと代弁してくれています。その心の中をひとつひとつ大事な言葉で伝えてくれる連載です。

多くのファンを持つアンティークショップ
「マチルド・イン・ザ・ギャレット」オーナー。
スタイリストを経て、結婚、渡英、そして帰国後に
ショップオープン、と次々に夢を実現。
また、元スタッフの多くが各方面で活躍している。
一人娘の酒井景都さんは、モデルや
Made in COLKINIKHAのデザイナーとして活躍中。

スージークーパーの食器との衝撃的な出会いについては以前お伝えしましたが、ヴィクトリアンの家では、普段使い用の食器もお客様用の食器も、すべてスージークーパーで統一していました。山手の家時代は、他のアンティーク食器とスージークーパーのものが混在していていましたので、少しずつコレクションしていったのです。最初に我が家に入手したのは、フラットに付いていた臙脂色のウエディングリングのプレートでしたが、その次に手に入れたカップ&ソーサーのことも鮮明に覚えています。
私はロンドンのフリーマーケットの中でも、とりわけコベントガーデンが、とても好きでした。イギリスに滞在していた1年の間に一番多く通ったのもコベントガーデンだったかもしれません。そのコベントガーデンの市で、テーブルに置かれていたツーリーフのカップ&ソーサーを見つけた日の嬉しさは、今でも忘れられません。お値段も、たった2ポンド50ペンスだったのですよ!今から24年も前ですから、イギリスでもスージーのことは今ほど知られていなかった様で、売っている人もその価値を知らなかったようでした。そんな時代にスージーと出会えた私は、ラッキーだったと思います。当時のコベントガーデンは宝の山でした。
ある時は、山ほどの臙脂色のウエディングリングに出会いました。各12枚のディナーセットです。当時日本のアンティークショップの、バイヤーのお仕事をさせて頂いていたので、そのショップと半分にし、各6枚を我が家で使うことが出来ました。
帰国後、山手の家へそのまま持ち込み、そして、その後もイギリスへ行く度にスワンシースプレイ、ガーランド、パネルスプレイ、、、とお気に入りを集めたのでした。
スージーの食器には、それぞれにお花の名前がついているのも魅力ですね。沢山のお花に囲まれることも、女性には嬉しいロマンティックですから。そして、ヴィクトリアンの家のテーブルは、いつしか臙脂色のウエディングリングを囲むように、スージークーパーの花々に囲まれたのでした。
【お知らせ】「マチルドの丘から」をいつもご覧いただきありがとうございます。
2009年4月、酒井しょうこさんのコラムは装いも新たに「FRANKINCENSE+MASSAGE」として生まれ変わりました。引き続き、しょうこさんのコラム「FRANKINCENSE+MASSAGE」をお楽しみください。今後ともご愛顧 の程よろしくお願いいたします。


