r.o.m.o.トップページ > 木もれ陽だより > アンティークに魅せられて

酒井しょうこの木もれ陽だより「マチルドの丘から」アンティークに魅せられて #1

アンティークや薔薇モチーフの小物がぎゅっと詰まった代官山「マチルド・イン・ザ・ギャレット」は、女の子だったら必ず一度は訪れてみたいお店。オーナーの酒井しょうこさんは、カリスマスタイリスト時代から今に至るまで、女の子の気持ちをずっと代弁してくれています。その心の中をひとつひとつ大事な言葉で伝えてくれる連載です。

酒井しょうこ

多くのファンを持つアンティークショップ
マチルド・イン・ザ・ギャレット」オーナー。
スタイリストを経て、結婚、渡英、そして帰国後に
ショップオープン、と次々に夢を実現。
また、元スタッフの多くが各方面で活躍している。
一人娘の酒井景都さんは、モデルや
Made in COLKINIKHAのデザイナーとして活躍中。

「水晶とテレジアさまと、2つの花と」

皆さま 、こんにちは!花々の美しい季節がやってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

この度、「r.o.m.o.」で、コラムの 連載をさせて頂くことになりました、酒井しょうこと申します。初めまして、よろしくお願いいたします。自己紹介を兼ねて、つたない言葉運びですが書かせていただきます。

春の日だまりは、私たちを優しく包んでくれますね。穏やかで美しい季節、私は4月(12日12時12分)にこの世に生を授かりました。敬謙なカトリックの両親の元に生まれた私は、父に『晶子』と名付けられました。息を吹き掛けても、すぐに透明になる水晶のような、曇りのない美しい心に育って欲しいとの願いを込められて…。そして生後間もなく(5月1日に)、母は私にもう1つの名前を付けました。それは、クリスチャンネームの(小さき花の)『テレジア』という聖女の名前です。今となっては母が、どのような思いでテレジアと名付けてくれたのかは、分かりませんが、私はいつしかその聖女テレジアに魅きつけられ、大好きになってしまいました。今回は聖テレジアについて、ちょっとご紹介させて頂きますね。

聖女テレジアは、1873年1月2日フランス北部の静かな町アランソンに生まれ、その後リジューとういう場所で育ちました。幼い頃、母親を亡くし、それ以来、極度に内向的で感じやすい性格になったそうです。苦しい時期を過ごした後、異例の15歳という若さでカルメル修道会に入会しました。そして、わずか9年の修道生活を終え、1897年9月30日に24歳という若さで「私は天国から薔薇の雨を降らせましょう」という言葉を残しこの世を去りました。

テレジアの亡くなる時には、残した言葉と重なるように薔薇の香りがしたとも言い伝えられており、「薔薇の聖女」とも言われています。テレジアの銅像は、大体が薔薇に包まれた十字架を胸に抱いています。それには、このような意味があったのです。

私のお店「マチルド・イン・ザ・ギャレット」には、2つのシンポリックなお花があります。一つはマリアさまのお花、白百合。中でも私は純白の鉄砲百合が大好きです。そして、もう1つはテレジアさまのお花、薔薇です。なぜか私は、テレジアが生きたビクトリア朝時代にとても魅かれることが多く、絵画や音楽にしてもこの時代のものがとても好きです。

それでは次回は、みなさんもご存知かもしれませんが、私の小さなお店「マチルド・イン・ザ・ギャレット」始まりのきっかけになった、あるひとつの食器のお話をいたしましょう。では、これからもよろしくお願いいたしますね。

次回のコラムへ

聖女テレジア像写真

聖女テレジア像(現行品)

お買いもの小径へ

ロンドンの家写真

ロンドンの家、雑然と並んだアンティーク

松居一代さん写真

広尾の自宅にて、モデル時代の松居一代さんと

聖女テレジア写真

聖女テレジアのアンティーク像
(1920〜30年、フランス)
(c)2008 Matild in the Garret.

マチルドオープン写真

マチルドオープン当初、家族3人で

コメント

酒井しょうこさんへのコメントを書く・読む

コメントを書く

name

 

comment

 

 バックナンバー

木もれ陽だより トップへもどる

ページトップへもどる

Copyright (c) 2008-2009 The Marbletron Inc.