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アンティークや薔薇モチーフの小物がぎゅっと詰まった代官山「マチルド・イン・ザ・ギャレット」は、女の子だったら必ず一度は訪れてみたいお店。オーナーの酒井しょうこさんは、カリスマスタイリスト時代から今に至るまで、女の子の気持ちをずっと代弁してくれています。その心の中をひとつひとつ大事な言葉で伝えてくれる連載です。

多くのファンを持つアンティークショップ
「マチルド・イン・ザ・ギャレット」オーナー。
スタイリストを経て、結婚、渡英、そして帰国後に
ショップオープン、と次々に夢を実現。
また、元スタッフの多くが各方面で活躍している。
一人娘の酒井景都さんは、モデルや
Made in COLKINIKHAのデザイナーとして活躍中。

以前、マチルド初期スタッフの大橋利枝子さん、笹尾多恵さんをご紹介しましたが、今日は手芸家として活躍中の伊藤由紀子さんのお話をさせて頂きます。
ある日、服飾の専門学校を卒業したての10代後半の可愛らしい女の子が、緊張した面持ちで手作りの作品を携えマチルドに面接に来てくれました。
作品は、どれも丁寧に作られており、センスも良く、その場でスタッフになって頂くことを決めました。彼女の才能は、すぐに開花しマチルドでも大活躍してくれました。アイディアに溢れるその感性は素晴らしく、商品の企画打ち合わせは楽しみな時間となりました。
マチルドには、7~8年勤務した後、今は独立して作品を展開しています。娘、景都のブランド、コルキニカでもレース編みをしてくれたり、数々の可愛い花を咲かせています。現在マチルドでも扱っている彼女の作品は、絵本から抜け出した様に可愛らしく、まるで、由紀子さん本人のようです。これからの活躍に目が離せません。
この様に、マチルドを巣立った人たちが、それぞれの分野で活躍していることはとても嬉しいことですが、もう一つ嬉しいことがあります。それは、伊藤さんもそうですが、巣立ったスタッフが今でもマチルドを思ってくれていることです。先頃のセールの準備と片付けの日のことです。
私は連日の忙しさでとても疲れていたのですが、何故か心は癒されいつもに増して、安らいで幸福に満たされていたのです。それは、OGの皆が忙しい中、自分の時間を割いて駆けつけてくれ、一生懸命手伝ってくれたからです。どれだけ感謝しているか。。手伝ってくれた上に、お礼のメールまでくれる人もいて。こんな時、何にも増して私は幸せを感じるのです。マチルドや私の誕生日に、毎年花束を届けてくれるOGの人もいます。『生きる上で大切なことを教えて下さったから、感謝の気持ちで』との、メッセージと共に。
私はこの様に素晴らしいスタッフに囲まれて、日々を共に歩めていることが何よりもの幸せなことで、私の財産だと思っています。この場を借りて、私の宝であるOGと今のスタッフに感謝の気持ちを伝えたいです。


