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アンティークや薔薇モチーフの小物がぎゅっと詰まった代官山「マチルド・イン・ザ・ギャレット」は、女の子だったら必ず一度は訪れてみたいお店。オーナーの酒井しょうこさんは、カリスマスタイリスト時代から今に至るまで、女の子の気持ちをずっと代弁してくれています。その心の中をひとつひとつ大事な言葉で伝えてくれる連載です。

多くのファンを持つアンティークショップ
「マチルド・イン・ザ・ギャレット」オーナー。
スタイリストを経て、結婚、渡英、そして帰国後に
ショップオープン、と次々に夢を実現。
また、元スタッフの多くが各方面で活躍している。
一人娘の酒井景都さんは、モデルや
Made in COLKINIKHAのデザイナーとして活躍中。

山手の洋館に7年住んでいましたが、自分の家を持ちたいと思う様になりました。景都が小学3年生の時でした。
日当たりの良い、通勤と通学に良い場所に古家を見つけ購入しました。新築の建て売り住宅と金額的には変わらなかったのですが、インテリアにはこだわりがありました。内装は自分でデザインしてみたかったのです。私がデザイン画を描き、主人が図面を引きました。大工さんと直接やりとりをして、大改装をすることに!天井も床も壁も壊し、一から造り直しです。毎日仕事の合間を縫っての現場監督です。
イギリスのヴィクトリア時代に憧れていた私は、マチルドのアンティークが似合うヴィクトリアスタイルのお部屋にしたく、色々と思い巡らせました。壁のペンキの色も、イギリスで暮らしたフラットと同様、部屋ごとに変えることに。玄関にはイングリッシュブルースカイという名の、曇ったブルー色のペンキを調合し塗ってもらいました。壁には、親友がクリスマスの度にプレゼントしてくれる、ウエッジウッドのブルーのクリスマスプレートを飾り、靴箱には、アンティークの三角のクローゼットを改造して置きました。
リビングは、優しいベージユピンクに。心理学的にも癒しの色らしく、心地良い空間が出来ました。天井と壁にはモールディングで装飾を施し、どっしりとしたエレガントなラインのオークのドロリーフテーブルも勿論アンティークで揃えました。椅子はヴィクトリアスタイルの美しいものや、ロイドルームチェアなどを選び、壁にはヴィクトリアンの婦人の額を飾りました。ライティングデスクもヴィクトリア時代のもので、ブックケースとドレッサーを兼ねた珍しいものでした。デスクには、マチルドのスッタッフがお誕生日にプレゼントしてくれたロッキングチェアーを置き、その椅子に揺られながら、マチルドのお洋服のデザインをしました。
父が買ってくれた古いピアノを置き、ステレオなどの電化製品は壁の中に埋め込みました。中でも一番のお気に入りは、エドワーディアンのキャビネット。上部が半円になっていて薔薇とリボンが彫刻されていて。中には、大好きなスージークーパーの食器を入れました。


