r.o.m.o.トップページ > 木もれ陽だより > アンティークに魅せられて


アンティークや薔薇モチーフの小物がぎゅっと詰まった代官山「マチルド・イン・ザ・ギャレット」は、女の子だったら必ず一度は訪れてみたいお店。オーナーの酒井しょうこさんは、カリスマスタイリスト時代から今に至るまで、女の子の気持ちをずっと代弁してくれています。その心の中をひとつひとつ大事な言葉で伝えてくれる連載です。

多くのファンを持つアンティークショップ
「マチルド・イン・ザ・ギャレット」オーナー。
スタイリストを経て、結婚、渡英、そして帰国後に
ショップオープン、と次々に夢を実現。
また、元スタッフの多くが各方面で活躍している。
一人娘の酒井景都さんは、モデルや
Made in COLKINIKHAのデザイナーとして活躍中。

お気に入りのインテリアの中で、小さな花を飾りスージークーパーの食器で頂くお茶の時間は至福のひと時でした。キッチンの壁は、スージークーパーの食器からとったカメオ色を塗りました。スージーの食器が映える様にと考えて。棚も同じ色を塗り普段使いのスージーの食器を並べました。イギリスに住んでいた、今から25年近く前に集めたものでしたから、安価でしたし、こうして普段使いにも出来ました。
バスルームはピンクがかった茶色に塗り、タイルも白地にアクセントとしてピンクを効かせました。そして、以前から憧れていた、チェック&スピーク社の猫足のバスダブを置きました。
大きなバスダブでしたので、浴室に入らず、それを入れるために壁を壊し、浴室を大きく造り直しました。トイレは昔からある上置きタンク式の木で出来た日本製のものを探し、オイルステンを塗りアンティークな雰囲気にしました。
2階の景都の部屋は、本人の意思を尊重して造りました。元々和室だった部屋をフローリングの床にし、壁全面にパテを塗ってもらい、当時小学3年生だった景都が選んだ ピンクのリボン柄の壁紙を貼ってもらいました。パインの勉強机を置き(このデスクは今でもドレッサーとして使っている様です)、ラスティックなペンキ仕上げのブックケースを置きました。真鍮のベッドもお似合いの部屋が出来ました。満足していたことと思います。
私はインテリアが本当に好きなのだと思います。自分の身を置く場所ですから、好きなものに囲まれていることを幸せに感じます。景都もこの空間で10数年を過ごしましたから、スージークーパーの優しい色彩や部屋の壁の色が彼女の脳裏に焼き付き、今の作品にも反映されている様です。


