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アンティークや薔薇モチーフの小物がぎゅっと詰まった代官山「マチルド・イン・ザ・ギャレット」は、女の子だったら必ず一度は訪れてみたいお店。オーナーの酒井しょうこさんは、カリスマスタイリスト時代から今に至るまで、女の子の気持ちをずっと代弁してくれています。その心の中をひとつひとつ大事な言葉で伝えてくれる連載です。

多くのファンを持つアンティークショップ
「マチルド・イン・ザ・ギャレット」オーナー。
スタイリストを経て、結婚、渡英、そして帰国後に
ショップオープン、と次々に夢を実現。
また、元スタッフの多くが各方面で活躍している。
一人娘の酒井景都さんは、モデルや
Made in COLKINIKHAのデザイナーとして活躍中。

『クリスマス』それは特別な日、私にとっては一年で一番大切な日です。クリスマスの意味は、キリストミサですが、私達はイエズス様が貧しく小さな馬小屋でお生まれになったことを祝います。クリスマスが近づくと、毎年マチルドのショップの前に馬小屋を飾っています。ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私は幼い頃から、クリスマスが一番楽しみな日でした。沢山の温かな幸せを、頂いていたからです。父に甘えて『こんな物が欲しい。』とおねだりすると父は決まって言いました。『クリスマスまで待ちなさい』と。そして、数ヶ月待って待望のプレゼントが手渡されるのです。母は、クリスマスケーキを焼いてくれました。デコレーションも素晴らしい愛情の込もったとても美味しいケーキです。そして、この日のご馳走は決まって持ち手を白いレースペーパーで包んだチキンでした。
それから、何よりの思い出は庭のもみの木を切って、父がクリスマスツリーを飾ってくれたことでした。弟と両親でツリーを飾りつけるのも楽しい作業でした。サンタさんや、教会の鐘、白いコットンをカットし雪を演出したり、金色や赤、緑色のラメのフリンジを枝に巻き付け、カラフルなミラーボールをぶら下げ、てっぺんには 大きな星を飾りました。今でもその記憶は薄れておらず、鮮明に思い出せるのです。父が子供達のために、庭の木を切ってまで飾ってくれた、という行為が嬉しくてそうさせるのでしょうね。
いつもは9時には寝かせられる家でしたが、クリスマスの日だけは特別です。夜のクリスマスミサが行われる教会へと家族で出かけるのです。教会ではお楽しみ会などもあり、一年分の温かさを頂く特別な日だったのです。
今年のクリスマス、皆さんはいかがお過ごしですか?私は12月25日(木)18時から、カトリック上野毛教会で行われる主の降誕ミサで、聖書の朗読をさせて頂くことになりました。宜しければ、どなたでも参加出来ますので、クリスマスの夜教会へ温まりにいらっしゃいませんか?


