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『クピド!』のパンについて、さらに伺ってみました。まずは小麦粉。
『クピド!』では、18種類もの粉を使い分けているそうです。
パンの個性が引き立つように、複数の粉をブレンドすることもあれば、1種類だけ使って焼き上げることもあります。
ちなみに、東川さんが注目している素材は石臼引きの小麦だとか。
パンに甘味が出て、長時間発酵しても香りがとばないんだそうです。
酵母についても面白いお話をしてくださいました。
『クピド!』では自家製の酵母を使用していて、その酵母はフルーツから起こすことが多いそうです。
「酵母をどんな食材からおこすかで、出来上がったパンの味や香りは変わってくるんですか?」と尋ねると、答えはYES!百聞は一見(一食?)にしかず…と言わんばかりに、新作のトマト酵母で作ったパンの試食を出してくださったではありませんか!
あっ クラムがほんのりトマト色に染まってる!鼻を近づけると 爽やかな香りがフワリ…。酵母は焼き上がるパンにも影響を与えるんですね。
同じフルーツからおこした酵母でも、柿や桃は酸っぱくて使えなかったそうです。酵母って奥が深いなぁ…。
お店ではトマトに続き、巨峰の酵母で作ったパンもお目見えするそうですよ。
やわらかな味、やさしい味…会話の中で何度も出てきた言葉。それは、『クピド!』のキーワードのように思えます。
「お腹いっぱい食べられるもの、お腹いっぱい食べて疲れないもの。やっぱり人間の体を作るものですから、白米のように食べられてこそのパンだと思うんですよね。」そう東川さんはおっしゃいました。
パン作りで気を遣っていることは、生地を痛めないこと。パンがのびのび焼き上がってくれるように、生地にできるだけストレスを与えないようにしているそう。
『クピド!』のパンがやさしいのは、作り手の、東川さんのやさしさが パンに現れているからなんでしょうね。
自称:パン食人(パンショクニン)。
おいしいパンを求めてパン屋さんを巡ったり、
お取り寄せしてみたりと
「シアワセパン生活」を実践中。
関東を中心にパン情報を掲載した
「clevaless(クレバレス)」を主宰。



