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mina perhonen

大橋利枝子の木もれ陽だより おしゃれを探そう! vol.24 今回のお相手は mina perhonen プレス 森祐子さんです

人気スタイリストとして活躍するかたわら、刺繍などの手芸を愛する
大橋利枝子さんは、ふんわりとした優しい佇まいが印象的な方。
でも一旦おしゃべりをはじめると、すこーんと明るく朗らかな
トークが繰り広げられます。
そんな大橋さんとおしゃれを探しに、ショップやブランド、
メーカーのプロたちのところへお出掛け!
とびきりのかわいいものを知る大橋さんのアイテムセレクト術と、
おしゃれプロとのハッピートークをお楽しみください!

大橋利枝子(おおはしりえこ)

スタイリスト。スタイリストの仕事で撮影小道具を製作したのがきっかけで、手芸の仕事をはじめ、簡単に作れる作品を雑誌や書籍で発表している。著書に「スモッキング刺しゅうの本」(マーブルトロン刊)、「週末の針仕事」(雄鶏社刊)、「手芸の本裁縫・編み物・刺繍」(六曜社刊)。近刊に「ずっと好きなもの」(地球丸刊)。

いつまでも、わくわくしながら着続けたい ミナ ペルホネンの服

今回の対談相手は、あこがれブランド「ミナ ペルホネン」プレス・森祐子さん。対談が行われたプレスルームには、今季のコレクションがずらり。「見ているだけでも楽しい」という大橋さんの言葉通り、いつまでも見続けてしまいそうな、贅沢な空間でした。女性に愛されるミナ ペルホネンの世界を4回にわたってお届けします!

スタイリングを見る

ミナ ペルホネン

時の経過によって色褪せることのない服を目指し、オリジナルの図案によるファブリックを作るところから服作りを進める。国内外の生地産地と連携し、素材開発や技術開発にも精力的に取り組む。ブランド名は、デザイナーがスカンジナビアへの旅を重ねる中で、そのライフスタイルやカルチャーに共鳴するというフィンランドの言葉から取った。「mina」は「私」、「perhonen」は「ちょうちょ」を意味する言葉。蝶の美しい羽のような図案を軽やかに作っていきたいという願いを込めている。ブランドロゴは、「私(四角)の中のさまざまな個性(粒の集合)」を表す。蝶の種類が数え切れないほどあるように、デザイナーの生み出すデザインもまた、増え続ける。
【白金台店】東京都港区白金台5-18-17 3階 TEL:03-5420-3766
OPEN 12:00-CLOSE 20:00 月曜定休日(※祝日の場合は営業)

今回のおしゃれプロ

'moon river' ニットカーディガン 4万8300円
'bouncy' スカート 4万7250円
ほかは本人私物

―コレクションはパリで発表されていらっしゃるんですよね。

森さん そうです。日本の中だけで活動するのではなくて、海外でも見ていただける方がいるのなら見ていただきたいという気持ちがやはりあって。

ショーはしませんと話していた時期があったんですが、それはシーズンによって区切られるということが自分たちのクリエーションにとって必要ないからという理由がありました。でも、区切られるという風に考えなくても、その時その時に作ったものを空気感と一緒に見ていただくというのもプレゼンテーションの一種だなと感じて、ショーという形を5回ほど続けました。実際お客様も増えて、海外からも展覧会などのお声がかかるようになりました。

そういう状況を楽しいことだな、と思いますし、世界中のどこかで誰かがミナの洋服を着て歩いているというのを想像するだけで楽しいですよね。だから少しずつでも広げていけたら、と思っています。

―海外でもどの国で広く扱われているというのはあるんですか?

森さん ヨーロッパ、特にイタリアが多いですね。プエルトリコにも1軒。オーストラリアやアジアにも卸し先があります。パリで発表し始めた頃に、スタッフがパリでコートを着て歩いていると、わざわざ車を止めて素敵だね!って拍手をしてくださったり、スーパーでこれどこの?って聞いてきてくださったりして、そうやって見ていただける方がいる文化っていいなあと思いますね。日本でも時々ありますね。

大橋さん たしかに、素敵なもので自分が見たことがないものだと、どこのものか聞きたいって思うことがあります。どんなところでこれを見つけたんだろうって。海外の人ってそういうのをまったく億劫がらずに言いますよね。

森さん 遠くからでも大声で素敵だよー!って言って行ってしまうとか。面白いですよね。

大橋さん さっきおっしゃっていた、ミナの服はシーズンを区切らないという話を、私も何かの記事で読んだんです。これは今年の柄だから、というのではなく着て欲しいというようなことが書かれてあって。ファッションのブランドだと、春夏秋冬で毎回新しいものが出てくるので、ワンシーズン前のものを着ちゃうと、特にミナの服だとみんなが知っているから、これ去年のミナだよね、ってなっちゃうでしょう。それまでそういうのって恥ずかしいんじゃないかって思っていたんです。

だけど、そうだ。そうじゃないんだ、って思って。それまでは、ファッションブランドという見方をしていたから、これは今年の、去年の、って思っていたんだけど、そういうブランドじゃないんだなってある時気付いたんです。みんなは当たり前だよって思うことかもしれないけど、わたしも、自分がマスコミにいながらマスコミの情報に流されていたというか。

森さん どのブランドでもきっと、ずっと着続けても素敵な洋服はたくさんあると思うのですが、ミナペルホネンは、そう言い続けているからか、お会いする時に過去のコレクションを着て来てくださる方にたくさんお会いできるんです。しかもすごく素敵に着てくださるから洋服も嬉しそうなんです。見た時に、古い、という風に見えないということは、その方がそのように着てくださってるからだとも思うのですが。嬉しいなと思います。

―今、ミナ ペルホネンのサイトでもアーカイブを見せていらっしゃいますよね。

森さん そうですね。過去のアイテムを一点ずつ火曜日と金曜日に紹介して、実際に販売も行っています。

大橋さん そうなんですか?素敵ですね。

森さん サイトを使ってアーカイブをお見せできるといいな、と思っています。テキスタイルも、出来るだけ過去のものをお見せできるようにしています。

大橋さん ミナの服には見る楽しさ、というのもありますよね。着なくても、柄を見ているだけで楽しい。普通、自分が着てみないと楽しくなかったりするけど、ミナの服はほんとに見るだけでも楽しい。過去にどんなものが出たのかも見たいとも思うし。

森さん ありがとうございます。

大橋さん 最初の頃のコレクションも見たいって、なかなかないですよね?それってすごいなって思います。その時だけになっちゃうのはでももったいないですよね。

森さん 私たちは何度も復刻をしたり、過去の商品もいつでもお出しできる状態にして、ショップに新しいシーズンの洋服が並んでも、ところどころに過去のものを挟んだりして、数年前のものも新作も同じように置いています。それでも違和感がない服作りを目指しています。

大橋さん 最後に、森さんの方から読者に向けて一言お願いできますか?

森さん ミナ ペルホネンは最近、年齢層がすごく広がってきたのですが、今までもターゲット層で区切ってきたことはなくて、幅広い層の方々に、その人らしく着ていただけたら一番嬉しいなと考えています。お店にロマンスグレーのヘアの方がいらして、私たちの洋服をすごく素敵に着こなしていらっしゃるので感動していたりするんです。

洋服は、好きだから着ているという時に力が生まれて周りの人も楽しくなったり、という力があると思うから、私たちの服に限らず、着ている時の気持ちを大切にしていただけたらいいな、と思います。

前回のコラムへ

大橋利枝子さんと森祐子さん

ミナ ペルホネン店内

ミナ ペルホネン店内

ミナ ペルホネンディスプレイ

ミナ ペルホネンディスプレイ

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