r.o.m.o.トップページ > 木もれ陽だより > 甲斐みのりのロマンチック案内



1976年静岡生まれ。文筆家。大阪芸術大学卒業後、数年を京都で過ごし、現在は東京にて、雑誌や書籍で執筆を行う。また、「女性の永遠の憧れ」「叙情のあるものつくり」をテーマに、雑貨の企画を行うブランド「Loule」(ロル)を主宰。著書に『乙女の京都』『乙女の東京』『乙女の大阪』『京都ロマンチック案内』(以上すべて小社刊)、『京都おでかけ帖〜12ヶ月の憧れ案内〜』(祥伝社)、『甘く、かわいく、おいしいお菓子』(主婦の友社)、『クラシックホテル案内』(KKベストセラーズ)、『乙女みやげ』(小学館)、『ジャーナル』(mille books)などがある。http://www.loule.net



うちの居候猫、ビド。
だいぶつきあいは長くなって、
日々、お互い、好きなように過ごしている。
ほんとうに、なんでもないのだけれど。
なんでもなくても猫は、
いかにもなにか意味のありそうな気配でいたりする。



読む。
私が机の上に放っておいたままの本。
ときどきじっと見つめている。
枕にして寝ていることもある。


寝る。
一日の大半は、ほとんど寝ている。
温かいところで。
ふとんがわりにハンカチをかけてあげたり。


遊ぶ。
猫の手と私の足でおいかけっこ遊び。
おかげで私の洋服は、猫の毛だらけ。
動きながら撮っているから、
遊んでいるときの写真がいつもこんな。


重ねる。
手に、手を重ねてくる。
猫だって、誰かに触れていたいのだ。


